車とバイクの違い

バイク乗りが思う、車との違いです。

投稿日:2023年5月14日

車を所有したことはなく、時々、レンタカーを借りる程度です。逆にバイクは少しブランクはありましたが、10代からずっと自分の車両を持っています。そんな前提条件で、レンタカーを運転する時に感じる、バイクとの違いをメモしてみます。あくまでも、個人の経験からくる感想・意見です。

■趣味と移動手段

自分にとってバイクは趣味の乗り物で、多少のこだわりがあります。買う時は車種、カラー、排気量、エンジン形式、価格など悩んで悩んで、悩んでから買います。対して車はただの移動手段と捉えているため、正直なところ何でもいいです。1,000〜1,300ccくらいのコンパクトカーはレンタル料金が安いから、そのクラスを選択するだけです。

趣味と移動手段という違いは、乗る理由に顕著に現れます。それは、「走るために目的地を決めるバイク」、「用事があるから移動で使う車」ですね。

■手足と部屋

バイクが手足の延長であるのに対して、車は部屋です。周囲が覆われているのかどうか、それから車両サイズ、それが大きな違いだと思います。ただ、運転する、操縦するという視点から見ると、身体全体で運転するバイク、手足で運転する車、そういう点からも違いを感じています。

重量も違うため、人間の影響度合いも大きく関係しています。バイクは200kg程度で人間の挙動が大きく影響しますが、車は1,000kg超えであるため人間の挙動が与える影響が小さくなってます。表現が適切か分かりませんが、車の挙動は少しだけ他人事です。

■バック走行

後ろに走れるバイクって確か、ホンダのゴールドウイングくらいだと思います。基本的にバイクで後ろに走ることはありません。

なので、車で走る時もバックは苦手です。両サイドのミラーを見ながら、バックモニターも見ながら何度も切り返して駐車場に入れています。バックで切り返しせずに、一発で駐車場に停める人はスゴイなぁと思います。

■2輪と4輪

支えないと倒れるバイク、自立する車、その特徴からも人間の関与する部分が違いますね。四輪車で立ち転けって聞いたことないですし。

また、砂利道でもタイヤが滑るのを気にせずに走れるかどうか、それもバイクと車の違いだと思います。バイクはタイヤが滑ったら転倒につながるため、道路に砂や落ち葉がないか気にしながら走りますが、車の場合はよほどのことが無ければあまり気になりません。

■プロテクション

車はそれ自体が装甲になっていて、事故だけでなく、飛んでくる様々な物から人間を守ってくれます。対してバイクは、人間がむき出しです。そのため、ヘルメット、ウェアなどで自分が装甲を装着する必要があります。車は散歩する格好で乗れて、気軽でいいなと思うこともあります。

■会話の自由度

そしてバイクは装甲を装着する、部屋じゃないといった事が大きな理由で、他の人と会話する事が難しいです。インカムもありますが、なぜか自分の周囲ではインカムを使っている人は少数派です。対して、車の場合は同乗している人達と自由に会話できますね。その点は羨ましいと感じることもあります。

■会話する相手

車の場合、会話する相手は同乗者ですね、1人で乗っている時はラジオをかけています。

バイクの場合は、運転すること自体が楽しくて、バイクの挙動を感じながら走ります。また、道路や自然とも会話しています。風や気温、湿度の変化を感じながら、自然から沢山の情報をもらうのも楽しいですね。

■眠くなる

車を運転していてバイクとの違いを一番感じるのは、シートにドカッと座って運転していると眠くなることです。渋滞しているトロトロ走行でも、順調に高速道路を走っているときも、変わらず眠くなって1時間ごとの休憩が必要になってます。

バイクに乗っていて眠くなることって、ほぼ無いですね。2時間程度は普段でも休憩なしで走ってますし、常に周囲に目を配って警戒していて緊張してます。それに、走っていること自体が楽しいので、眠くなる暇がありません。


バイクと車の違いについて、思いつくままに書いてみましたが、自家用車があればまた違う考え方になったかもしれません。

車は嫌いではないですし、家計に余裕があれば買いたいとは考えています。もちろん、趣味のひとつとしてですが、現行車ならマツダ ロードスター、または中古しか無いですがトヨタ MR2、みたいなコンパクトでキビキビと走れそうな車種が欲しいです。外車ならポルシェ928やFIAT500のような、曲線で構成された車がいいなぁ、と思ってます。あくまでも「お金に余裕があれば」ですが。

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