2025年8月 ニャチャンのオートバイ

ベトナムのニャチャンで見かけたオートバイの事など。これは海岸沿いのラウンドアバウト。

最初に交通事情のことを書いておきます。

交通整理をする信号機は基本的にありません。特にカムラン空港からニャチャン市街までの郊外の道路は、全くと言って良いほどに信号機がありません。

郊外でもニャチャン市街地でも交通量の多い場所にはラウンドアバウトがあり、それを利用して進行方向を変えることになります。

ホテルの前も大きめの交差点でしたが信号機はなく、何となく譲り合うか、クラクション鳴らして強行するか、そのどちらかです。ただ、ベトナムの方は慣れているので速度を落として進入して、ぶつかる場面を見たことはありません。そういえば、救急車を見たこともありませんでした。

それは歩行者も同じです。車を止める信号機が無いので、車列の切れ目を見つけて、勇気を振り絞って道路を横断するしかありません。または、現地の人の後ろをくっついて歩くか、そのどちらかです。

■信号機

ニャチャンの街で見かけた、唯一と言っていいほどのしっかりした信号機。ただ、この信号の難点は、交差点の内側に居ると見えない事です。交差点手前の横断歩道の場所にあるため、横断歩道で信号が変わるのを待っていても見えません。車の流れが変わったな、信号が変わったんだな、そう判断して道路を横断していました。

これは青です。

そして黄色。というよりオレンジや橙色という表現が近そうです。

止まれの赤信号。

海岸沿いはホテルや店舗がキラキラとイルミネーションで飾られていましたが、道路の街灯もイルミネーションになってます。

■そして、街を走るオートバイの話しを。

滞在中、数千台の二輪車を見たと思いますが、99.99%はスクーターでした。スポーツタイプの車輌は非常にレアでした。

こちらはカワサキのエリミネーター? それともバルカンかも。乗っているのは旅行客のようです。

こちらの車輌はヤマハFZ150です。数台を見かけました。いわゆるアンダーボーンではないスポーツバイクはFZしかみかけませんでした。ニャチャンの方が乗っているのを見たのは、FZだけでした。

■スクーターが最強

ニャチャンの交通で一番強いのはスクーターだと思います。台数が多いこともありますが、すり抜けや追い越しも自由自在で。クラクションを鳴らして、自分の車輌をねじ込んでいきます。

また、ニャチャン市街でのヘルメット着用率は100%に近いですが、少し離れるとノーヘルが当たり前になってきます。そして三人乗りも当たり前です。たぶん、3人家族なのだと思いますが、父親が運転、母親がタンデムシートに乗り首が座っているのか怪しい小さい子供を抱っこしていました。これは見ているこちらの肝が冷えました。

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