兵庫県神戸市にある川崎重工の企業ミュージアム、カワサキワールドは楽しかった!
投稿日:2023年3月5日
東京都港区青山一丁目にあるホンダウエルカムプラザには、 鈴鹿8耐観戦で毎年のように行っていました。ひと時、ホンダの近くで仕事をしていたことがあり、馴染みがあります。モビリティリゾートもてぎのホンダコレクションホールは、MotoGPや全日本ロードレース観戦の時に立ち寄ることが多々あります。
ヤマハ車乗りとしては、静岡県磐田のコミュニケーションプラザに行きたいのですが、東京からだと交通の便が良くありません。バイクで行きたいとは考えていますが、なかなか踏ん切りがつきませんでした。
スズキさんの歴史館は静岡県浜松市ですが、そこにも行った事ないですね、そういえば。
カワサキワールドは2011年に行ったことがあります。展示されているバイクを舐めまわすようにジーッと見ていたら、バイクに近づき過ぎて、警備員が近づいてきたことを覚えています。
これまでの、日本メーカーのミュージアム訪問はそんな感じでした。今回は神戸に用事があり、時間もあるのでカワサキワールドに行ってきました。バイクで来ている方も何人もいて、ツーリングの目的地にもなっているようです。
■神戸空港にバイク無し
2011年に訪れたときは、神戸空港にZX-10Rが展示されていました。車両があったはずの2階には何もありませんでした。H2R辺りが展示されているかと思って期待していたのですが。
■カワサキワールド 入館料 900円
入館料は自動券売機で現金、ICカード、クレジットカードで支払いできます。
カワサキワールドは海洋博物館と同居していて、入り口を入って左側がカワサキワールドになっています。館内にさらに入り口があります。
カワサキさんの歩みが紹介されて、その先にバイク展示スペースがありました。
■オートバイシミュレーター故障
バイクのシミュレーターが故障していました。これ、かなり楽しみにしていたので残念です。
昔むかし、ゲームセンターにライドオンというバイクゲームがありましたが、カワサキワールドのは本物のバイク車両を使っているし、操作性がどこまで現実に近づいているのか興味がありました。こういうの、販売店のカワサキプラザやイベント会場に置いたら、みなさん乗りたいと思います。一回1,000円だったら自分は乗りますね。
■展示車両
H2が一番新しい車両でした。最近のZX-25R、もしかしたらZX-4Rもあるかもしれないと期待していましたが、それらはありませんでした。でも、中野さんの56番マシンや、SBKで優勝したジョナサン・レイ選手のマシン展示がありました。
【H2】カウルなど装着状態、ストリップ状態、エンジンのカットモデル
【中野選手のマシン】ゼッケン56は、現在の「56レーシング」「56デザイン」の元になった番号です。
【SBK ジョナサン・レア選手のチャンピオンマシン】
【KR500】2ストのスクエア4だったとは知りませんでした。
【伊藤ハムがスポンサー】食品メーカーがスポンサーだったこともあるんですね。
【2階建て展示】沢山のバイクが展示されていて、バイク好きには楽しい空間です。
■バイク以外の展示
男の子だったら大好きな、新幹線、船、ヘリコプターの展示もありました。シミュレーターものはどこも行列ができていて、子供にとっても楽しい場所だと思います。
それから、東京オリンピックでも有名になった航空自衛隊のブルーインパルス。その機体T-4も川崎重工製です。コンシューマー市場では川崎重工の名前をあまり聞きませんが、海、陸、空、そして宇宙にも製品を送り出しているんですよね。
■神戸空港からカワサキワールドまでの道順
東京から飛行機で神戸空港に入り、そこから公共交通機関で移動しました。
1.神戸空港〜三宮駅 ポートライナー
2.三宮駅〜カワサキワールド シティループバス
バスはシティルーブに乗りましたが、別路線のポートループでも、カワサキワールドに行けます。神戸空港からの時間は、乗り継ぎを含めても1時間かかりません。
そして、便利だったのはSUICAが使えたことです。ポートライナー、シティループのどちらもSUICAをタッチして乗車できました。現金で切符を買わなくて済むのでありがたいです。
■お土産
バイクと船の焼印が入った瓦せんべいを購入しました。いわゆるお土産専用品ではなく、「亀井堂総本店」というお菓子屋さんの商品ですから、とても美味しかったです。