ライコランド東雲店で開催された、MotoGPライダー中上貴晶選手のトークショーを見てきました。今日だけで、2りんかん府中店、ナップス幸浦店、ライコランド東雲店と3店もまわって大変だったと思います。
中上選手はそんなに饒舌に語る方ではないので、トークショーの相方として柴田奈緒美さんが一緒でした。柴田奈緒美さんは自己紹介をしなかったので、誰だか分からない方もいたのではないでしょうか。
ただ、PA設備がなく、開始10分くらい前からバタバタしてました。結局、店内放送のマイクで全館放送しながらのインタビュー形式になってしまいました。主催はアライヘルメットさんでしょうから、主催者の準備不足でしょうね。
ステージ前の狭いかぶりつきスペースだけで、30人以上いたと思います。お店の入り口付近だったので、出入りする方もいて大混雑してました。
トークショーは30分ほどでしたが、中上選手の真面目な人柄がよく分かりました。MotoGP参戦2年目の今年は、表彰台にあがる姿を見たいですね。
トークショーの内容をざっくりと列挙します。
(柴田さん)レース前のルーティンはありますか。
(中上選手)全て右から。グラブ、ブーツも右から装着します。
(柴)レース前の食事は何を食べていますか。
(中)レース前の食事はパスタ。直前にはウィダーインゼリー。レース前(金土)の食事は、ポークソテーを食べてます。
(柴)マレーシアなどの暑い場所では何を食べますか。
(中)水分補給に気をつけている。(※レーシングスーツ背中の水筒のこと?)
(柴)ヴァレンティーノ・ロッシはあの年齢で(今年で40歳)、まだレース参戦しています。中上選手は何歳までレース参戦しますか。
(中)あと10年は走りたい。
(柴)勝つために必要なことは何でしょう。
(中)各車の差がとても小さいので、レース途中から挽回するのが難しい。繊細な操作を心がけて、ミスのない走行をしたい。2年目の今年はとにかく経験を積みたい。天候などの環境変化にも柔軟に対応することが必要。
(柴)2018年最終戦でインディペンドでトップになりましたね。
(中)最終戦でのインディペンデント1位、その後のテスト走行でトップタイムだったのは良かった。(※気分よく年を越せたようです。)
(柴)ウェット路面を走るときに気をつけていることは。
(中)ドライのときの50〜60%くらいのパワーで走っている。
(柴)2018年型RC213Vが、2017年型と異なる点は。
(中)パワーが上がった。最高速で+15kmくらいは違う。ただ、シャーシは同じ。2017年型で苦労していたタイムが2018年型だと楽に出せることがあった。
(柴)好きな食べ物は?
(中)好きな日本食は寿司。ヨーロッパを拠点にしているため洋食が多く、日本に来ると寿司を食べている。
(柴)中上選手は、大型二輪免許を昨日(1月19日)取得しました。 → 会場から拍手