2015全日本のヤマハ・ファクトリー・チーム

JSB1000を三連覇した中須賀さんって、ファクトリーじゃなかったんですね。
そういえば、去年はYSP Racingでした。バイクのカウルには、YAMAHA よりも YSP の方が大きい字でした。

2015年は4連覇を目指して欲しいですが、それを阻止する選手も出てきて、最終戦までもつれこむような戦いを見せてくれると盛り上がると思います。今年は筑波サーキットでも開催されるし、楽しみです。

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で、真面目な話しです。

いつも思うんですが、全日本のレースだけで生活できてる選手はいるんでしょうか。バイク屋経営、イベント出演、講演会、レース解説、雑誌記事書き、モデル!?などをせずに、走るだけで生活できる人。

仮に、レース観戦者の入場料金を分配する場合です。入場料1万円で10万人きたら、10億円ですよね。1日のレースで走るチームがJSB1000, J-GP2, J-GP3, ST600を合わせて100チームとするなら、1チームに1,000万円配分できます。年間10戦あれば1億円です。ただし、ライダー、メカニック、監督、事務方、そしてバイク車輌を含めたチームの総額です。

でも無理ですね、入場者10万人なんて鈴鹿8耐と同規模です。サーキットの費用もかかります。

250ccで活躍した原田哲也さんは、WGP250でチャンピオンになった時にはヤマハから契約金を年1億もらってたとか。何かのインタビューで答えてました。今の日本人選手で同レベルの契約金の人はいるんでしょうか。

昨年、MotoGP最年長のコーリン・エドワーズが引退しましたが、彼は40才でした。日本なら、年金が出るまで25年あります。最低限、それまで生活を維持しなくてはいけません。スポーツ選手は現役時代が短いので、もらい過ぎに見えるくらいでも良いように思います。

プロ選手として生活できるかどうか、それって、そのスポーツの人気のバロメーターのような気がします。

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